新入社員(新卒・中途を含む)の約半数が、入社から1年以内に退職を考えると言われています。
多くの企業が定着率を上げるために、給与や福利厚生の改善に取り組んでいます。
もちろん、それらは大切なことです。しかし、それだけで解決できる問題でもありません。
私たちの会社でも「どうすれば長く働ける環境を作れるのか」という課題に向き合う機会が増えてきました。
外部の視点を借りて、見えてきたこと
その取り組みの一つとして、現在、東京都の支援制度を活用し、人材コンサルタントとともに組織づくりの見直しを進めています。
その中で印象的だったのは、新人が感じている不安と、会社側が想像している不安に、意外なギャップがあったということです。
特に大きかったのが「仕事での失敗やミス」に対する不安です。
会社としては「新人だから失敗することもある」と考えていても、新人本人は「失敗したくない」「迷惑をかけたくない」という気持ちを強く持っています。
運送の仕事は一人で動く時間が多く、困ったときにすぐ相談できないと感じる場面もあります。
そうした不安を抱えたまま働き続けることが、離職につながるケースがあるのではないかと考えています。
制度よりも、日々の関わりが鍵
制度や仕組みを整えることも大切です。しかし、定着を生むのはそれだけではありません。
鍵を握るのは、現場スタッフも責任者も一緒になって、一人ひとりを孤立させない関わり方です。
安心して相談できる環境があること。困ったときに助け合える関係があること。
そうした日々のコミュニケーションの積み重ねが、働き続けられる職場をつくると考えています。
私たちは「採用すること」だけでなく、「長く働ける会社であること」を大切にしています。
試行錯誤を重ねながら、これからも職場環境の改善に取り組んでいきます。